娘とピアノ~続き

先日、娘がピアノの練習がうまくいかなくて
やめると言いだした話の続きを・・・。

結局、その日は5年間1度もサボることなく通ったピアノを
お休みしてしまいました。

そして、私は娘にピアノの発表会を投げだしてやめるのではなく、
発表会を5年間の集大成として「有終の美」を飾らせてからやめさせようと決心。
次の日から、娘を特訓!!
娘の練習を聞いていて、譜読みができていないこと、
練習時間が圧倒的に足りないことがわかってましたので(あえて口に出さずにいたのです)、
横にすわって監視!!

そして、次の週までになんとか形になり娘をピアノレッスンに送りだしました。

母『前にピアノの先生に●●●は鍵盤を行ったり来たり飛び越えたりするのが得意だって言われたよね。
そして、この間、ピアノの発表会でこの曲を選んだのは自分の生徒の中では●●●が初めてだっていわれたんだよね。

この曲●●●が今まで弾いてきた曲と違って譜読みがすごく大変だったよね。

今までのレベルよりもずっと上の曲なんだよ。
だから練習が簡単じゃなかったんだよ。

たぶん先生は●●●に期待してるんだと思うよ。●●●になら弾けると思ってこの曲を選んでくれたんだと思うな。
だから自信を持ってレッスンを受けておいでよ~』
と告げて、立ち去りました。

30分後、レッスンを受けて帰ってきた娘が驚くべき発言を。

『次のコンサートグレードを受けてからやめる』と・・・。

母『無理しないでいいんだよ・・・』

『やっぱり、やめるのやめる!』と・・・。

話を詳しく聞いてみたら、
先生に、『最初からこの部分をここまで弾ける状態で持ってきた子は初めてだよ』と褒められたのだそうな・・・。それで、10月にコンサートグレードを受ける話にまでなったようで・・・。
娘ったらすっかり、のせられこんな発言を・・・。

実は、先週、娘の「ピアノをやめる発言」を先生に報告しておこうか悩んだのですが、
そうすると、先生が娘をおだててくれて、やめないように仕向けてくれるのではないかと考えてしまい、そうされることは私の希望するところではなかったので、あえて先生には言わずにいたのです。

先生の誘導ではなく、
発表会で実際に難しい曲をやり遂げた後に、
今後どうするかを娘自身に改めて決めさせようと思っていたのです。

それが、こんなに早く、決断をかえてくるとは・・・。
母、違った意味で疲れました。
小4ってまだまだ子供なんですね・・・。
気分でこんな大事な決断をコロコロと変えてくるとは・・・。