義父は戦前生まれです。
ですので、娘の「日本の歴史」の勉強も兼ねて、
お酒を飲みながら、当時のことを聞いてみました。
当時、義父は4歳。新宿にいたそうです。
義父の記憶にあるのは、「東京大空襲」。
警報がなり防空壕へ
虫がたくさんいて、空襲よりそっちのほうが暗くて怖くて恐ろしかったのだそう・・・。
(うちの旦那も大の虫嫌いで、これは義父の影響かもね・・・^^;)
そして、外にでると、
遠くのほうの一帯が帯状にメラメラと燃えているのが見えたそうです。
その後、「もう東京は危ない」ということで、
長野県に疎開したのだそうです。
戦後、新宿に戻ると、
当時、義父の父は新宿でキャバレーを営んでいたそうで、
(あとで、うちの旦那に話したら、そんな話は聞いたことがないと衝撃をうけてました・・・(>_<))
アメリカ兵が来ては、
よくチョコレートをもらっていたそうな・・・。
『おれは「ギブミーチョコレート」とは言わなかったけどね。』と
茶目っ気たっぷりに義父はお話してくれました。
そこから話が脱線、義父の父の話しに。
義父のお父さんは、なんと4回も結婚しているそうで、
義父を育ててくれたお母さんは、本当のお母さんではなかったけれど、
とてもよくしてくれたのだそうです。
義父は長男なのですが、家をつぐのが嫌で相続放棄しており、
若いころに傾倒した運動の中で(-_-)
義母と出会ったのだそうです。
その他にも、
寝耳に水のびっくりする話しがいっぱいで、
うちの旦那の家系のルーツもいろいろ知れて楽しい一日となりました。
義父は今は普通に暮らしていますが、
若いころは実家が裕福で、「太陽族」だったんじゃないかと思われます。
今は、太めのおじいちゃんですが、
若いころは182cmもありやせ形で、イケメンでした!!
若いころ、かなりもてたんだろうな~。
私の話も脱線してきましたが(>_<)
今回、義父の体験を娘に聞かせることで、
「戦争はそんな遠い日の出来事じゃないんだよ」ということが
少しは娘に伝わったのじゃないかな?と思っています。
つづく