「こんなバカ高校にお金を払うなんて信じられない!」と言われた日

娘の中学受験が近づいてきて、
私は最近、よく思い出すことがあります。

それは、私の中学時代。

テストの時に、
上から順番に問題を解いていき、

わからない問題があったら、
普通は、その問題を飛ばしてやると思うのですが、

当時の私にはマイルールがありました。

上から順番にやっていき、
わからない問題があったら、
今度は下からやっていくのです。

そうすると、最後に
最初にわからなかった問題と合流し、
そこを、もう一度考えて、テスト終了!!

完璧な答案の出来上がりです(ノ≧∇≦)

そんなことやってました・・・。

で、下からやっていって、
最初のわからなかった問題と合流する前に、
さらにわからない問題に出会ってしまったらどうするか?

最初のわからなかった問題に戻り、
その問題がやっぱりわからなければ、
適当に答えを書いて進んでいました。

今、思えば、なんてアホなことをやっていたんだ・・・。

そして、この方法で、
初めて失敗する日が来ます。

それが高校受験。

私が当時住んでいた地域は、
県立・市立が上位でして、
「私立」は滑り止めとして上下2校を受けるのが普通だったのですが、

そのうちのレベルが高い方の私立の1校がマークシート方式で、
まごついてしまい、落ちてしまったのです。

過去問を一度もといたことがない学校だったので、
マークシートだなんて知りませんでした(+_+)

当時通っていたスパルタ塾の先生は
不合格を聞いて「えっウソでしょ?」と驚いてくれましたが、

うちの母は、私を慰めるどころか、
ずっとブツブツ言ってました。

なぜなら受かっていたもう1校の偏差値の低い方の私立に、
公立高校の発表がでるまでのおさえとして、
お金を払わなければならなくなってしまったのです。

そして、「こんなバカ高校のために25万円払うなんて信じられない!」と
私に言ったのです。

公立に落ちたらそこに通わなければならない私に対して、
こんな暴言をはいた母・・・。

結局、公立に受かったものの、
受かっていなかったら私の人生どうなっていたんだろう・・・( ̄◇ ̄;)

ずっと、母にののしられていたのだろうか・・・。

こんな悲しい思い出が、
娘の受験(受検)を思うと、
まるで昨日のことのように思い出されて、悲しくなります。
(ちなみに、この一件で、テストのマイルールは封印しました。)

子供がたとえ低偏差値の学校にしか受からなくても
子供や学校を侮辱する親にはなりたくないです。