母の呪縛:私は青春を無駄にしたんじゃないかと思うのです。

娘を見ていると、
なんだか私は「青春」を
無駄にしてしまったんじゃないかと
よく思うのです。

 

というのも、私の母は、
「性」を感じさせるものに厳しく、

 

一番最初にそれを感じたのは、
小学校3年生の時。

 

小学校にすごく絵が上手な女の子がいて、
その子に自由帳に絵を書いてもらうのが
当時、流行っていたのです。

 

で、私の自由帳に書いてもらった女の子の絵が
たまたま服を着ていない絵だったんです。

 

小学3年生です。
けっしていやらしい絵ではありません。

 

なのに、それを見つけた母は
私に厳しく尋問したのです。

 

 

そして、次は小学6年生の時。
大人向けな少女漫画雑誌を
そういう雑誌とは知らずに、
買ってしまったことがあり、

 

これは親に見られてはまずいなと
子供心に思い、

 

部屋にかくしていたのを
数日後、母に見つけられました。

 

当然、母に「なんなのこの漫画は!!」と叱りつけられ

 

恐ろしさから
とっさに、
「友達から無理やりまわってきた本だよ!」と
言い訳したのを覚えています。

 

そして、次は、
中学生の時。

 

当時、夢見る少女(笑)だった私は、
ある小説の女の子になりきり、
さも男の子と待ち合わせの約束したようなメモを
筆箱に忍ばせておいたのです。

 

空想の彼氏といいましょうか・・・(^_^;)

 

今、かえりみると笑えるのですが、
当時は、そんなことをしてたんですね~。

 

で、それを母親に発見されて、
「友達のメモを預かっただけ」と
苦しい言い訳をした記憶があります。

 

今思うと、
私の母は、

 

私のノートや筆箱、
部屋を
すべてチェックしてたんでしょうね・・・(-_-;)

 

怖い・・・。

 

あと、女の子の日などに、
ちょっとでも

その痕跡をトイレや風呂場に残すと、
えらく叱られました。

 

そんな母に育てられた私は、
中・高での恋愛のチャンスを

自分から壁を作ることで
無意識に避けてきたのです。

 

そして、高校卒業して、
東京に上京し大学生となり
1人暮らしするようになり、
ようやく母の呪縛からのがれ
心が解放されたのでした。

 

もちろんその反動はすごかったですよ。
「大学デビュー」とはよく言ったもんです(^_^;)

 

 

で、そんな母親に育てられた私は、
たまに娘の持ち物から手紙をみつけて、
うっかり(笑)読んでしまっても、

「これは何!!」
なんて娘を尋問したりなんて絶対にしません。

 

たとえエッチな本も見つけてしまっても
見なかったことにすると思います。

 

娘には、
年相応に、
自然な恋愛をして欲しいなと思うのです。

 

私の母のように、
変に子どもの心を傷つけるようなことは
したくないのです。

 

なので、友達の恋話などを
日常会話でさらりと話してくれる
娘の存在が
嬉しくもあり、
羨ましくもある今日この頃です(*^_^*)